寝相を見れば、その人の心理を知ることが出来るって知っていましたか?寝相は人によって違いますし、同じ人だったとしてもその時の心理や体調によって寝相は大きく変わっていきます。
寝相はその人の心理を表す鏡のようなものなので、心理を知りたければ寝相を観察してみるのが一番と言えるでしょう。
そこで今回は、寝相の心理について6つのものを紹介していきます。これらを参考にして、自分や恋人、家族の寝相と照らし合わせて、心に眠る心理を覗いていきましょう。
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胎児型
寝相には胎児型というものがあり、その寝相に共通する心理というのが甘えん坊というものです。胎児型はお腹にいる赤ちゃんのように身体を丸めて寝る寝相であり、お腹にいる赤ちゃんのように甘えていたい、誰かに頼っていたいという心理が現れているのです。
実はこの胎児型は、ストレスが多い人や神経質な人に多い寝相でもあります。起きている間は常に気を張り巡らせていますが、内心はもう少し楽をしたい、甘えていたい、誰かに頼りたいという心理も常に働いているのです。
表面では強いように見せていても、心の中に持っている辛い思いがあるのかもしれません。それが寝相となって現れると考えると、普段のストレスや辛さを少しでも軽減する必要があると言えるでしょう。
サインとして出ていると考えて、少しでもリラックスできる生活を心がけてみたいですね。
大の字型
寝相の心理には一目みただけで納得してしまう寝相と心理もあります。その寝相というのが大の字型です。俗に言う王様型とも言われる寝相ですね。
この寝相は全てをさらけ出している堂々としている姿が見られるように、その心理も堂々としていて、日頃の言動や行動から心理が伺えるものがほとんどです。個性的な人が多かったり、自分に自信があったり、常に堂々としていて開放的な心理があると寝相にもその様が現れているのです。
確かに大の字型で寝る人は常に堂々としていて、自分に自信がある人が多いですよね。何かを隠すよりも、さらけ出すほうが向いているので、寝相を見なくても日頃の言動や行動からその心理を伺うことが出来る特徴があります。
普段から堂々としている人によくある寝相と言えますので、もしもこういう寝相の人を見たら、やはりこの人は普段から自信があるんだな…と納得せざるを得ない場合もあるかもしれませんね。
仰向け型
寝相には仰向け型という寝相があり、大の字型とはまた少し違った心理を持っています。仰向け型の寝相は、大の字型と似ていて開放的で堂々とした心理が隠れています。
基本的に動物は自分のお腹をさらけ出して寝るというのは、それだけ安心している、堂々としているという心理の現れでしょう。そのため大の字型と同様の心理があると思っても良いのです。
しかし仰向け型の中でも、手を胸に置いて寝る寝相の場合は、大の字型とは違った心理が隠れている場合も。一見安らかに眠っているように思えますし、堂々と寝ているように感じてしまいますが、実際は心理的に不安を感じている時に見られる寝相になるのです。
日頃から平成を装いながらも、内心不安や不満を貯めていて心の拠り所がない…そんな人は仰向け型に加えて、手を胸元に置くという寝相になることが多いでしょう。
知人でこのような寝相の人がいたら、本当は色々と抱えていると理解をして、相手に話しかけて相談に乗ってあげるといいですね。
相手としても、本当は親しい人にSOSを出している場合もあるのです。でもなかなかそれを表面に出せないようなケースもあるでしょう。
うつ伏せ型
寝相の心理を知る上で、うつ伏せ型が気になるという人も多いでしょう。うつ伏せ型は寝相の中でも特徴的ですし、普段うつ伏せで寝ない人にとっては寝づらい寝相だな、と感じてしまう寝相ですよね。
うつ伏せ型は大の字型の寝相と真逆の心理だと思っても良いでしょう。保守型で神経質で、細かいことに拘る、そんな心理を常に持っています。
日頃から空気を読もうと努力をしていて人に対して気配りが出来ることも多く、社交的だと思われることがほとんどというのもこの寝相の特徴です。
しかし実際その心理は酷く不安定で、常に自分を守れるように一歩引いた視点で常に行動をしているのです。
本当は心の中で、自分を守ろうとしている思いがあるためうつ伏せになることが多いと思うと、その人なりに抱えているものがあることが分かりますよね。
うつ伏せで自分が寝ていると分かった時にも、心が出しているサインだと思い、何か心当たりがないかどうかを考えてみる必要があります。
横向き型
寝相でも多いのが、横向き型ですよね。横向き型の心理は何だろう?と気になる人は決して少なくないでしょう。
横向き型の寝相の心理は、心が穏やかで非常にリラックスしている状態です。社交的、外交的な人に多く見られる寝相です。この寝相をしている人の心理は、特に大きな悩みや不安があるというわけではなくて、今の生活に満足をしていたり、何か物事があったとしても解決の道筋がわかっていたりするため、それほど心理が乱れていません。
しかし社交的で外交的というのは、来るもの拒まずという一面があるのも事実です。不安を感じにくいという心理の持ち主であることも多いため、周りの噂話を鵜呑みにして騙されてしまったり、流されてしまったりすることもあります。
そのため、出来るだけ視野を広げて物事を見つめる癖を身に着けたほうが、自分の為にも周りの為にもなるので、心掛けていくと良いでしょう。
横向きに寝る人は、余裕のある心理状況だからこそ余裕を持ちすぎないようにすることが大切になるのです。
半胎児型
寝相の中でも半胎児型と呼ばれる寝相の心理は、社交的でいてバランス感覚に優れています。半胎児型は横向きの寝相に加えて、胎児型のように少しだけ膝を曲げた寝相のことです。
非常にバランス感覚に優れていて視野も広く、嗅覚も優れているので、アクシデントやトラブルに強い特徴があります。
何事も上手くこなしていくバツグンのバランス感覚があるので、心理が乱れることはほとんどありません。
横向き型の寝相と比べて柔軟な対応が出来るので、物の見極めも非常に得意です。それでいて当たり障りなく周りとも接していくので、世渡り上手という一面も持っているでしょう。
この寝相の人は今の心理状態がベストだと言えるので、今の自分に自信を持って日々を過ごしていくことが出来るでしょう。
普段から意識をしなくても、この寝相になっているのならそれはとても理想的なことなのです。
まとめ
寝相の心理を6つ紹介してきました。寝相はその人の今の心理を表すものです。もし自分の心理がよくわからないと悩んだ場合には、寝る時の楽な姿勢や起きた時の寝相から心理を探ってみると良いでしょう。
でも、自分の寝相を自分で気がつかない人は多いもの。こういう時には家族や恋人と寝ているとしたら、自分の寝相についてどのような感じかを聞いてみるのもオススメです。
寝相はその人が普段隠している心理であり、その人の本心を写しているもの。それを知っていれば、自分の心理を見つめ直すだけではなく、家族や恋人とのコミュニケーションにも役立てることが出来るのです。今の自分の心理状況がわからなくて不安だったり、見えなくて悩んでいたりする人は、自分の寝相についてのチェックをするようにしてみきましょう。